今日は帚木蓬生氏の『国銅』を読み終わった。
時は平城京に都があった天平時代、都の大仏建立のために駆り出された一人の人足のお話。
特にアクションシーンがあるわけでもなく、サスペンスでもない、たんたんと日常が描かれるだけの作品なのだが、読み終わってみるとおもしろかった。
やっぱり、いつの時代でも一生懸命生きていくということが非常に素晴らしいことだということを感じさせてくれる作品だった。
この本を読んで帚木氏のほかの作品にも興味が出てきた。
いづれ読んでみたい。