NHK受信料拒否の論理』という本を読んだ。
本田勝一氏の書いた本なのだが、1971年から『未来』という雑誌に連載されていたものを文庫本にまとめたもので、初版が1991年となっている。
最近はマンションの設計偽装事件などの陰に隠れて目立たなくなっているが、最近まではNHKの受信料拒否の話題が賑わっていた。というより、30年以上前から受信料拒否の問題が存在していたということは、今も昔もNHKの体質というものは変わってないらしい。
この本には、NHKは”公共放送”といっているが、実はこれは看板だけであり政府のコントロール化に入っていること。NHKに対して意見をいう機会は受信料を払っていても与えられず、受信料を払わないことがNHKに対する抗議になること。NHKは放送しているのだから受信料を払えというが、それは新聞社が新聞を勝手に送付して新聞代を払えといっているのと同じであり筋が通らないことなどをあげている。
しかし、家では両親が喜んでNHKを見ているために、受信料拒否などは考えられないだろう^^;;